笑う頻度が少ない高齢者は、毎日笑う高齢者に比べて、脳卒中リスクが1.6倍高いそうです。
笑いが健康によい影響を及ぼすことは、すでに様々な研究から明らかになっています。しかし、うつ病や認知症、不眠症といった精神疾患との関連を調べた研究が多く、心疾患や脳卒中との関わりについてはあまり調べられていませんでした。
そこで65歳以上の高齢者20,934人について、笑いの頻度と心疾患または脳卒中との関係を分析した研究があり、その結果、笑う頻度が最も少ない高齢者は、ほぼ毎日笑う高齢者に比べ、脳卒中を有する割合が約1.6倍、心疾患も約1.2倍高かったそうです。
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