先日とある老人ホームさんへおじゃました時、
外国人の介護士さんを見かけました!
今とても問題になっている介護業界での人手不足。
そもそもなぜ介護業界ではそこまで人手不足が問題になっているのか。
もちろん職場での待遇面や労働環境などの問題もあると思いますが、
根本的に日本がかかえる高齢化が背景にあります。
現在日本の「高齢化率」は25%を超えています。
高齢化率は全人口に占める65歳以上の人口の割合で
この高齢化率が21%を超えると「超高齢社会」と言います。
つまり日本はすでに「超高齢社会」です!
25%というと4人に1人は65歳以上の高齢者ということです。
全人口の中で介護を必要とする高齢者の割合がすごく上がってる、
ということですが、人手不足の背景にはもう一つ「少子化」の問題があります。
この「少子化」は「合計特殊出生率」(←1人の女性が平均して何人子供を産むか)を
みると明らかで、昨年は1.4程度とのとこです。
単純に考えるとこの「合計特殊出生率」が2を超えないと
人口は減っていきます。
この「高齢化」と「少子化」が重なり、
日本は世界トップクラスの「超高齢社会」になっています。
高齢者に対して、それを支える若い世代が圧倒的に少ない!
この介護業界の人手不足を解決する手段の一つとして
外国人介護士さんの雇用があります。
話は戻りますが、先日おじゃましたホームで働く外国人介護士さんは
ネパールからきている方で、利用者さんからの評判もとてもいいと言っていました。
ただホームの社長さんにお話しを伺いましたが、
やっぱりいきなり外国人介護士さんが全てうまくいくわけではなく、
言葉の問題、コミュニケーションの問題、文化や宗教の問題、
そして介護技術の問題など、いろいろクリアしなければならないことも多く、
以前はうまくいかなかったこともあったそうです。
ただそれでも、今後外国人介護士さんは増えていくと思います。
もっと日常的に外国人介護士さんを見かける日はもしかしたら近いかもしれません。
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